るうらのペン

どうにかレベルアップしようと試行錯誤するブログ

時間にルーズな人はどうすれば時間を守るようになるか

どうも、実は時間に超ルーズな人間ですが、どうにか約束の時間を守るようにしている、るうらです。

今回は時間にルーズだった私がどうやって時間を守ろうとするようになったかを書きます。

あなたの周りにいるルーズな人も、ひょっとしたら頑張って時間を気にするようになってくれるかもしれません。

 

ちなみに約束の時間に来ないルーズな人は、あなたとの約束をどうでもよいと思って遅れているわけではないです。

詳しくは前回の『時間にルーズな奴がいて困っているという人に読んでほしい』をどうぞ↓

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「約束の時間に遅れることは相手の時間を奪うこと」という考えを教える

腕時計のイメージ

前回記事でも書きましたが、常に時間にルーズな人は悪気があって遅れているのではありません。(一部の人を除く)

そしてそういう人は相手が遅れたときもほとんど気にしません。なぜかというと「世の中全部、時間どおりでも遅れてもどっちでもいいよ」というのがあたりまえの世界に生きているからです。

だからあなたがルーズな人に困っているなら、世の中にはそんな人間ばかりではなく「時間に遅れるということは、待たせた相手の時間を奪うことだ」という考えの人が多いことを教えてあげましょう。知らないから…。

「そして私も時間を奪われたように感じる。そういう軽い扱いをされたと感じる。」と自分の思いを冷静に伝えてみるのが効果的です。

「社会人なんだから」「自己管理もできないのか」と説教しても無駄

もともと時間にルーズで悪気のない人というのは、子供のときから遅刻関連で怒られ続け、もう怒られ慣れています。

なので上のような怒りのセリフはよく聞くフレーズとして処理していて、心に届いていません。そしてよく聞くセリフなのでそれは日常であり、相手がそんなに怒ってるとは夢にも思わないのです。

また「時間を守らない人は成功しない」的なあなたのためを思って言ってる系も同じです。

怒ったり説教されるのでその場で「ごめん、ごめん」と謝りますが、ルーズな人にとっては日常。そして時間を読んで行動するのが苦手なので、きっと次も遅れてくるはず。

 

ルーズだった私が時間を守るようになった話

 私は大学生まで時間にルーズな生活をしていました。学校も遅刻が多く2限目から出席したり、友達との約束も30分、1時間単位で遅れていました。

高校まではそうやって世界は「時間どおりでも遅れてもどっちでもいいよ」というものだと思って過ごしてしていました。田舎だし、よく遊ぶ友達も超ルーズだったので特に問題なし。

あれ?と思ったのは地元から離れた大学に進学してからです。

 

ある日、大学に行くと友達たちの様子がなにか違う。話しかけてもみんなそっけない。「なんかあったの?」と誰に聞いても理由を言わないので、一番おしゃべりな友達をつかまえてしつこく聞いてみた。

すると言いにくそうに(なぜかちょっとうれしそうに)私が言ったって言わないでと前置きしてから「Kちゃんが言い出して、るうらは時間を守らないから無視しようとみんなで決めた」と言うではないか。

は?仲間はずれにするとか何だそれ!クズだな!友達でもなんでもないな!!

 

怒り狂った私はその日の授業を放棄して、違う大学の麻雀仲間たちのところへ行き、牌を積みながらプンプン愚痴りました。

「友達なら『時間守って!』って話して解決すればいいのに、全員で無視とか意味わからん!」

すると向かいにいた最強のリーダー的な賢い大学院生が

「全員で無視は意味わからんけど、時間守らんのは悪いなぁ」

と神妙な顔でいうではないか。

あれ、いつもなら冗談混じりの哲学やら美学やらをみんなでああでもないこうでもないと語り出して話がはずむはずなのにいつもと違う。キョトン。

「え?でも、他のみんなだって遅れることあるのに、なんで私の場合だけ無視するくらい怒るのかさっぱりわからん!」

「人を待たせるというのは、その人の時間を奪っているのと同じだから。遅れられるとその人は軽い扱いをされたと感じてる。楽しみじゃなかったんだなと思ってる。とにかく『常識的に遅れる』というのは5分〜10分まで。るうらみたいに1時間とか平気で人の時間をうばうのはおかしい。…よし!今度から集合時間を厳しくしよう。」

そいういえば、私はその場にもいつも遅れて来ていたはずなのに、この人たちはいつも全く怒らなかった。けど、時間を奪われた、軽い扱いされたと思ってたのか…。そんなことないのに。いつもすごく楽しみにしてるのに。悪いことしたな。

そしてそうじゃないってことをこの人たちには示さねばと思った。

 

そこから麻雀の集合時間が厳しくなった。「15分以上遅れたら本気で心から悪かったと謝罪すること」という決まりができた。

なぜか次の集まりに言い出したリーダーが寝坊。1時間半遅れてきてみんなに真剣に謝っていた。

 おわりに

私はこのリーダーの話を聞いて「そうか、みんなそんな風に感じてたんだ。知らなかった。」と自分が知らなかったことと時間を守る人の考えが理解できて納得。(仲間はずれにするような奴らは知らんけど)

そこから相手に「時間を奪われた」「軽い扱いされた」という嫌な思いをさせないように、という想いで私は約束の時間を守るようになりました。

 

あなたの周りにいるいつも時間にルーズな人が、昔の私と同じように「時間どおりでも遅れてもどっちでもいいよ」の住人であれば、このように考えを理解してくれればきっと時間を守ろうとしてくれるはず!

*怒るより「語る」感じにした方が効果的です。

 

『時間にルーズな奴がいて困っているという人に読んでほしい。』も合わせて読んでみてください。↓

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