どうも、近大の通信講座で半年ほどで司書資格を取得した、るうらです。
リクエストにより試験対策と出題問題を書こうと思いますが、その前のこの成績をみてください↓
そう、けっこうギリギリの成績です。児童サービス論については何が起こったのかわかりません…
この結果を踏まえた上でどうぞ読んでください。m(_ _)m
確かレポートは成績に関係なく、試験が100%成績になると書いてあったと思います…。シラバスの科目別ページの「成績評価方法および基準」を確認してみてください。
web試験は50分論文形式。何を見てもいいけどある程度理解していないと時間切れになる。
web試験は会場試験のように出題問題が事前にわかりません。そのかわり、テキストを見たりネット検索などなんでもできます。
何見てもいいんだから余裕!と思っていたのですが、調べものをするには制限時間が50分ではまあ足りません。そして論文形式なので文章をまとめるのにも時間がかかります。レポート提出画面同様、コピペができない仕様になっており地味に時間が削られます。
つまりある程度理解していないと合格できないようになっています。
合格できる「ある程度の理解」とはどのくらい?
出題問題を読んで「あぁ、あのことね…」「テキストのあの辺りに書いてあったな」と思えれば、細かい部分まではっきり記憶していなくても合格できます。
しかし、出題問題を読んで意味のわからない言葉があったり「何のこと?」と理解できないようであればそこから調べはじめて答えようとしても50分ではほぼ間に合いません。運がよければ「可」がつくかもですけど…
例えば私が1度不可となった『情報資源組織論』ですが、ちょうどよく理解していない部分が出題されて「やばい」と慌てだしました。
テキストやベーシックを開いてその用語の前後の文章をわからないなりに書いたのですが不可でした。
添削する先生にわかっていなことが伝わったんだな、と思いました。
「それ私は理解していますよ!」というのを分かってもらえる基本が書ければ「可」以上はつけてもらえると思います。
更に考察や、テキストの文章ではなく一度消化した自分の文章で答えがまとめられるといい成績がもらえるのかなという感触でした。
web試験対策
私がした試験対策は
- 全体の内容とわからない用語を『ベーシック司書講座シリーズ』で理解すること
- どこに何が書いてあるかわかるくらいにテキストをひと通り読む
のふたつです。
ベーシック司書講座シリーズは「高校を卒業したての人たちにも分かりやすいように」というコンセプトでつくられているのでテキストよりとっても分かりやすいです。
特に専門的な理解が必要な『情報資源組織論』ではとてもお世話になりました。ありがとうベーシック!
『情報資源組織論』は2019年9月に第2版が発売になっています!
論文的な文章をつくるのが苦手でも、テキストの言葉を借りながら少しでも自分の言葉に直す努力をして回答すると「可」か「良」はつけてもらえました。
しかし!問題に対する回答は、テキストの1箇所にまとまっていないことが多いです。例えば1章と3章に記述があったりするので、目次のタイトルから探せばいいやと思っていると不十分なことがあります。
とにかく最低でもテキストをひと通りは読んでいないと合格しにくい出題の仕方だなと感じました。
テキストが読みにくかった私は、ベーシックシリーズを先に読むと全体の内容が理解できて、テキストの文章が入ってきやすくなりました。ベーシックシリーズは図書館でも借りられますよ!
web試験にはいろんな注意書きがある
- 「箇条書きは不可」と書かれている科目あり。あくまで「文章」にしなければなりません。
- 字数指定がある科目あり。
- 「テキストを丸写しではなく」と書かれている科目もいくつかあり。その場合は『ベーシック司書講座シリーズ』や他の参考文献が役立ちました。それでも少しでも自分の言葉に直す工夫は必要。
- 『児童サービス論』はテキストに載っていないことを答えなければいけなかった。後に出題内容を詳しく書きます。
実際にweb試験に出題された問題
5科目分のみ問題文メモが残っていたので記載します。どうぞ参考にお役立てください。試験プレッシャーでほぼメモとり忘れ…すいません。
5705 図書館サービス概論
複写サービスで留意すべき点について説明してください。
5701 生涯学習概論
1984(昭和59)年に設置された臨時教育審議会の4次にわたる答申で、我が国の教育改革の方向性として、「生涯学習体系への移行」が提示されましたが、その意義について述べてください。
5706 情報サービス論(たぶん)
館種別図書館(3種)の性格を述べるとともに、図書館の相互協力はどうあるべきか、あなたの考え方を含めて記してください。
5703 図書館情報技術論
ICタグの有用性について、少なくとも3件あげてそのメリットを説明しなさい。いずれもバーコードによる管理との差異に着目して説明してください。(全1000文字程度)
5707 児童サービス論
(総字数800字以上で次の設問に答えなさい。)
まず、ストーリーテリングとはどのような活動であるか説明しなさい。次に、ストーリーテリングと読み聞かせの違いについてあなたの言葉で説明しなさい。そしてあなたがストーリーテリングをしたい対象者・お話を設定し、あなたが考えるストーリーテリングの具体的な手順を述べなさい。
これらの問題を見て「あぁ、あのことね…」「テキストのあの辺りに書いてあったな」と思えるくらいに勉強すれば合格ラインのはずです!
あと私はこのページを参考にさせていただきました。
でも、過去問と全く同じ問題って出なかったよ…。
以上、web試験はこんな感じでした。
フレーフレー!!
もうひとつの難関、メディア授業の試験対策はこちら↓↓