メディア授業は『情報サービス演習』『情報資源組織演習』の2科目です。
司書講座の受講料とは別に1科目あたり12,000円が必要です。しかも試験を受けられるのは半年に1回です。
なのでこれだけはなんとしても一度で合格したい!と、私は通常のweb試験よりかなりプレッシャーを感じながらのぞみました。
私が受けたメディア授業(2018年後期)は
『情報サービス演習』 蟹瀬智弘先生
『情報資源組織演習』 蟹瀬智弘先生
です。
この授業で使ったテキストはこちら↓
注:2018-2019年受講のテキストなので、最新のシラバスで発売日やISBNコードを確認してくださいね。
直前になると売り切れるらしいので、私はメディア授業申込みと同時に買いました。
以下、試験の内容について書いていきます。
1.メディア試験の内容
実際に試験で出題された問題はこんな感じでした。
情報サービス演習
「地名を調べるためのツールを5つ挙げて、それぞれについて説明してください。」
情報資源組織演習
- 日本目録規則を使った記述問題(3問くらい)
- 日本十進分類法による分類記号をつける問題(5問くらい)
- 件名標目をつける問題(5問くらい)
無事単位がとれたのでそれぞれ詳しく書きます。↓↓
情報サービス演習の試験内容
こちらはweb試験と同じ要領の論文形式が1問での出題でした。
今回この試験でとても助けられたのはこちら!
『レファレンスブックス―選びかた・使いかた』長澤雅男・著
シラバスの参考文献にも紹介されていて、いろんな辞書や事典がどういったものか紹介されている本です。
私はこの本に紹介されている事典を4つ挙げて、あとは検索できるマップサイトを1つ書いて合格できました!
ただし、こちらの本の中には古くなっている情報もあったので、その都度ネットで最新情報を確認してから内容を書いた方がよいです。
情報資源組織演習の試験内容
こちらは論文形式ではなく、正解を書くまたは選択するという形式でした。この司書講座を受けてからこの形式ははじめてでした。
さらに1問ではなく何問もありました。試験画面は狭く、問題がたくさんあるとわかりにくいのですが、下へスクロールできるようになっているかも?ということを心に準備してから試験開始ボタンを押すといいです。←重要!
スクロールできるのは設題部分も解答欄もです。
試験後、掲示板に「試験画面がわかりにくくてあわてた」という方もいたので、前もって心に留めておくとだいぶ違いますよ!
内訳は
- 日本目録規則→3問くらい。(ここの点数比重が重め)授業の演習問題でやったような問題。本の表紙や奥付があり、目録規則に基づいてその本の内容を記述するものです。
- 日本十進分類法→5問くらい。本のタイトルが書いてあり、それに分類記号をつける問題。正しいものを選択肢から選ぶ。
- 件名標目→5問くらい。ことばが書いてありそれに件名標目をつける問題。正しいものを選択肢から選ぶ。
です。論文形式じゃないので理解していれば単位とれます!チャンス!!
2.メディア試験の対策としてしたこと
2科目に共通でした対策は、板書のスクリーンショットと参考文献を借りることです。
どちらも視聴しながらスクリーンショットをとり、授業後にまとめてプリントアウトしてそこに追加でメモして、試験のときにすぐに見られるようにしておきました。
あと、参考文献もあってよかったです。
特に『情報資源組織演習』は「日本十進分類法」「件名標目表」の2つが手元にないと厳しいです。
情報サービス演習の対策
- 授業で出てきた検索サイトのURLをブックマークして整理する。
作成したブックマーク safariでのブックマーク画面です。こんな感じにまとめました。あと使い方も確認しました。
↓リンク集つくりました!ご活用ください。
www.ruura.work - 図書館へ行って、授業で出てきた事典や目録が実際にどういうものでどうやって利用するのかを試す。
- 演習問題はほぼやらず…。
情報資源組織演習の対策
- 授業で出てきた演習問題を全部やる。
- 目録法の演習問題を何パターンが見本としてつくり、試験時にすぐ見えるところに置いておく。
- 『日本十進分類法』を図書館で借りる。
- 『基本件名標目表』は図書館で持出禁止になっていて借りられず、基本件名標目表トピックマップというサイトをブックマークしておいて利用。
サイトの使い方に慣れておくか、末ながくじっくり使うよという人は「件名標目表」は買ったほうが早いですね。
高いですけど、メディア授業を再受講になるよりは安い!
3.おわりに
今回の試験ではどちらも参考文献に助けられました。貸出中となるのを避けるために、試験を受ける2週間前(貸出期間MAX)の日に図書館に借りに行くという作戦にしました。
『情報サービス演習』では今回の設題内容だと、上に書いた参考文献なしでは結構ピンチでした。板書のスクリーンショットにも事典の種類は書いてありますが、内容が書いてなかったのです。検索して文章をまとめるとなると時間がかかり、60分で間に合うかどうかわからないところでした。
『情報資源組織演習』では「件名標目表」が近隣のどの図書館でも持出禁止だったため基本件名標目表トピックマップというサイトを利用して問題を問いていたのですが、やはり時間がかかりラスト1問はタイムオーバーとなりました。。
勉強方法ですが、『情報サービス演習』は範囲が広すぎて、演習問題も1問あたりに時間がかかり過ぎることから、演習問題をせずに「試験中に時短で答えるための準備」というやり方に切り替えました。
『情報資源組織論』は今回のような試験内容であれば演習問題をして上に書いた準備をすればきっと大丈夫です☆
フレー!フレー!