近大の司書資格講座にわくわくして申込み、受講料を振りこんで、11科目分のテキストが届きました。
本を読むのはもちろん好きなので、さっそくどんな内容かなと楽しみにテキストを開くと…あれ、思ってたのとなんかちがう。これは社会科だ…。(読書や国語は好きだけど社会はずっと苦手科目でした。。)どうしよう…これは無理かも。と、ひととおり落ちこみました。
レポート設題集を見てもわからない用語だらけで全くレポート書ける気がしません…。しかし、受講料10万円を振り込んだ後なのでどうにかしなければと、とりあえず作戦を考えることにしました。
その作戦がうまくいき、半年で資格を取ることができたので、それを書いていきたいと思います。
【注意事項】これらは2018年後期(2018年10月入学)のものです。レポートや試験の内容が異なると思いますので情報は最新のものを確認してください。
情報を整理しよう!
あきらめることはいつでもできるので、「とっつきにくい」「難しそう」という感想は一度置いておいて、「どうすればこの講座で司書資格が取得できるのか?」という考えにシフトして、たくさんある情報をわかりやすく整理することにしました。
1.レポート作成方法を分類する
近大の通信教育学部で司書資格をとるために、クリアしなければならないことはレポート提出と試験受験の2つです。
そして、先にやらなければならないことはレポート提出です。
レポート作成が必要な科目は全部で11科目ですが、「レポート設題集」をじっくり見ていると、科目ごとに求められていることが違うということがわかりました。それを整理するためにエクセルで一覧にまとめました。↓
「レポート形式」っていう項目わかりにくいですね…すいません。「レポート作成方法」かな。。
こうして見てみるとわかるように、レポート作成方法は大きく分けると次の4種類です。(9と11はメディア授業なので今は除きます。)
- 図書館調査 →図書館へ行って調査が必要なもの。(インタビュー含む)
- テキスト →テキストだけでよいもの。
- テキスト・参考文献必要 →テキストの他に参考文献を必ず読まないといけないもの。(文科省などのHPを読むものも含む)
- テキスト・参考文献多数必要【重め】 →テキストの他に参考文献を複数冊読むことが必須な重めなもの。
こうやって整理していくと落ち着いてきて、「テキスト」と書いてあるものはテキストさえ読めば書けるんだ!とか、「図書館調査」なら難しい専門的な知識がなくてもできそう!と、合計7科目はどうにかできそうな気がしてきました。
ハードルが高いのは「参考文献必要」とある残りの4科目です。まず、参考文献を手に入れるところからはじめないといけないし、特に【重め】の『図書館情報技術論』は「参考文献が1冊では不足とする」とあったので時間がかかりそうな印象です。
しかし!全部が全部難しいわけじゃない!半分以上はできる気がしてる!と、自分を励ましましょう。。。
ぜひ「レポート設題集」を開いてこんな感じで整理してみてください。
2.午前受験と午後受験などスケジュールも一覧に整理する
一度の試験で「午前受験2科目」「午後受験2科目」の合計4科目が受験が可能でしたね。そして、科目ごとに午前か午後か決まっています。(「終末試験問題集」に記載あり)
この情報も表に追加してひと目でわかるようにしておきました。↓
これで何度も「レポート設題集」や「終末試験問題集」を開いて調べなくてもわかるし、この表をもとに学習の計画を立てやすくなります。
これ以降、いつまでにレポート提出しなければいけないかなど、いろんな情報を全てこの表にまとめていくことにしました。↓↓
まず、メディア授業の申込みのために『7.情報サービス論』『10.情報資源組織論』のレポート提出をしなければなりませんでしたね。(前期ならたぶん4月中旬あたり)
これらのレポートが提出できればメディア授業の申込みができる他に、この2科目の試験が受験できますね!そして、『情報サービス論』『情報資源組織論』はどちらもpm(午後受験)となっているので、11月の試験ではあとam(午前受験)の中から2科目受けられます。
…ということは次にとりかかるレポートは「am」の中から2科目。という風に計画を立てます。
おわりに
こうして情報を整理して今やるべきことがわかってくると、最初にテキストを開いて「ああ、レポート難しそう」というときより、なんだかできそうな感じがしてきませんか…?
くりかえしになりますが、とにかく最初にやるべきは『情報サービス論』『情報資源組織論』のレポート提出です!
『情報サービス論』は「参考文献必要」ですね…。
「参考文献」に書かれている本を買うか、図書館で借りて時間をかけて読むしかないです。。そこからレポートの中に文章を引用するのも効果的と思います。参考文献や引用についてはまた書きます。
一番はじめに慣れない状態で、この『情報サービス論』のレポートを書くというのがなによりハードルが高かったです。とても時間がかかり大変でした。。カフェなどにPCと本を持ち込んで籠もり、書けるまでは帰らない!という強い意志でどうかここを乗り切ってください。m__m
最初なので図書館のこともレポートの書き方もよくわかりませんでしたが、時間をかけて真面目に勉強して書けば先生は「合格」をくれました。
よければ参考にしてください↓
ここをどうにか乗り切ることができれば、だんだん慣れてくるのもあって、あとレポートで大変なのは【重め】な『図書館情報技術論』くらいかな…と思えるようになります。たぶん…
もうひとつの『情報資源組織論』は参考文献不要な科目ですが、テキストが難しいのでわかりやすい学文社「ベーシック司書講座シリーズ」を先に読むのがオススメです。『情報サービス論』もテキストがわかりにくければベーシックシリーズがあります。
『情報資源組織論』は2019年9月に第2版が発売!
参考文献やベーシック司書講座シリーズは図書館にも置いてあります。
近くの市町村立図書館になくても、蔵書数の多い都道府県立図書館にあったりします。もし都道府県立図書館が遠くても、市町村立図書館から取り寄せ可能な場合があります。ぜひ最寄りの図書館の司書さんに聞いてみてください。
次は勉強しやすく工夫したことを書きます。