どうも、このたび司書資格を取得したるうらです。
私は司書にあこがれて司書資格を取得しましたが、司書になろうとはしていません。
司書の勉強をすればするほど、図書館で働きたいとリアルに図書館を観察すればするほど、向いていない、、と思うようになったからです。
司書になろうと思った理由
本が好きだからです。
紙媒体が好き。読書は全部紙媒体。アナログ大好きです。
私はこれまで印刷・広告系の会社を転々として働いてきましたが、体力の限界を感じて辞めました。
1日中PCに向き合い、深夜まで原稿を待ち続けてそれを朝までに仕上げたり、次々迫る校正や納品の締切に追われるのはもう嫌だ!朝起きて夜寝るという人間らしい生活がしたいのだ!
図書館は早く閉まるイメージだったのでそんなことはないだろうと。静かな環境でゆっくりと時が過ぎ、文化的な1日が過ごせるだろうと感じていました。
そして広告系のように体力勝負ではないので、少々本は重そうだけど、おばあさんになっても働けるかもという理由でした。
あと「戦う司書」がおもしろかった。
司書にならない理由
規律正しくが基本で知識や情報を扱うサービス業だからです。
一番身近な市立図書館は公的な機関です。市役所など公務員採用された人が図書館に異動になってくることもあるらしい。
考えたこともなかった。市立って書いてあるのにね。
そして最近の図書館は本だけでなく、例えばwebサイトなども含む、ありとあらゆる情報を扱う機関をめざしていると書いてありました。
あと「リファレンスサービス」って知ってますか…?
私は司書の勉強をするまで全く知りませんでした。
図書館サービスのひとつで、目的の本を探したり、解決できないことや質問を受付けて「この記事、参考になりそうですよ。」と図書館の本やwebサイトを紹介することによって住民の問題を解決してあげるサービスです。
本好き=「司書」とはなれない
私は「規律」が苦手です。大人にはなりましたがちゃんとできません。
規律ばかりの小中高は毎日学校に通うのがとても辛かった。
その上サービス業。。
図書館は公的機関なのでいろんな人が来ます。図書館で観察しているとただ寝ている人もいるし、カウンターで司書の人に大声で何か詰め寄っている人も見ました。
あー、これは向いてない、向いていないよ…
そして、私が好きなのは知識や情報ではなくエンタメだな…と気づきました。
だから会社は印刷とか広告を選び、規律とかあまり関係なさそうなところを選んできたんだった、と思い出しました。(もちろん営業ではなく制作)
司書に向いているのはどんな人?
司書講座のレポートに書いた一文です。↓
「本が好きで人の役に立ちたいという精神の持ち主が配属されるべきである。」
いろんな人の疑問や質問を解決してあげられるように、聞く能力が高くwebなど情報収集能力にも長けている方がいいです。
あと、規律を守ってみんなに平等に笑顔で接することができる人ですね。
おまけ:私が司書をめざして気づけたこと
- 市立図書館は公的な機関。
- ふわっとしたイメージやあこがれだけで飛びつかず、リアルに想像してみた方がいいこと。
- 私は本が好きだけど、知識・情報が好きなのではなく小説中心のエンタメが好き。
- 現状の仕事は嫌なところばかり目につくけど、当たり前になっているだけで実は気に入っているところもあること。
- 規律って言ってる時点で通勤は向いてないので自宅で仕事をしよう。