インタビューなんてしたことないので、とっても緊張します…。緊張しすぎて失敗して変な空気になりたくない!
そんな私のように緊張しやすい人には、準備をしっかりすることがオススメです。私はこれだけ準備をしてきた!という自信も少し生まれます。そんな工夫を書いていきます。
ちなみに『図書館サービス概論』のレポートの設題も図書館に行って観察することなので(2018年)、『図書館概論』と一緒に進めると効率的です!
インタビューすることを整理して書き出す
まず、他のレポートと一緒で、レポートの設題に目を通し、答えなければならないことを整理します。
そこから調べてみたい、または設問に対してレポートが書きやすそうな特徴のある図書館をインタビュー先として決めます。
どんな図書館を選ぶか
『図書館サービス概論』を一緒に進めるなら、設題に「都道府県立より、市町村立が望ましい」とあるので市町村立図書館にします。
日頃からよく行く図書館を選ぶか、もし、一度も行ったことがない図書館を選ぶならインタビューする前に一度下見に行った方がよいです。私は長い間行っていない図書館を選んだので、インタビューの前に下見に行きました。
HPで調べてみよう
レポートに書く図書館が決まったら、その図書館のHPを見て設題の中でわかるところは調べてメモしておきます。例えば蔵書数や貸出数などは図書館でインタビューしなくても図書館のHPに年報としてまとめてある図書館が多いです。分かるところと分からないところを整理し、分からないところをインタビューする項目とします。
インタビューされる側は、興味を持って質問された方が気持ちがよいはずです。なので、その図書館のHPを読み込んでおき、主要ページをプリントして疑問点をメモするなど、ある程度詳しくなってからインタビューにのぞむとよい雰囲気で進められます。
申込みの電話をする
レポート留意事項に「事前にインタビューの申込みを行うこと」とあるので電話しなければなりません。
「インタビューさせてほしいのですが…」と切り出して「は?」とか言われたら…と緊張しますが、司書資格のための授業でインタビューしないといけないということを説明するとわかってもらえます。さらに「近畿大学で」というと怪しさもなくなります。
「〇〇と申します。こんにちは。」
と言ってから本題です。
「いま司書資格を取るために近畿大学で通信講座を受けており、その中で『図書館にインタビューをしてレポートを書く』というものがあるのですが、そちらで15分ほどお話を聞かせていただけないかと思いお電話したのですが。」
という感じでお願いしてみました。
他にレポートでインタビューに来た人がいないのか、一瞬、そんな授業があるの?という空気でしたが、快く承諾してくださりサクサクと日程が決まりました。
順調!!
安心していたら、最後に「今、質問内容を聞かせていただけると事前に調べておけるのですが」と言われて、あわててメモを探してバタバタしながら質問内容を伝えました。。
質問内容を用意してから電話した方がいいです!
図書館は公共施設なので、公務員で市役所などから異動になり図書館に勤務をしている人もいるそうです。しかも図書館には小さい子もたくさん訪れる施設なので、親切で優しく、こちらの話をじっと聞いてくれて、分かりやすく話してくれる人が多いです。
安心して電話をかけてみてください!
インタビュー当日
自分で調べた中でわからないところや、HPや下見に行った際に疑問に感じたところをインタビューします。電話で質問内容を伝えた場合も、もう一度、順番に質問していきましょう。
どんな質問内容にするか
まず、設題に書いてあることで自分で調べてわからなかったところを訊きました。例えば、私の場合、HPやその中にある図書館年報をみたのですが、収容座席数や業務別職員数はどこにも載っていなかったので教えてもらいました。
その他では、図書館サービスについて詳しく書きたいところや、前から気になっていたその図書館の噂の真相も訊いてみました。
最後にその図書館の特徴について質問しました。具体的には、「他の図書館とここは違うという特徴」「今後改善していきたいと感じているところ」を訊きました。たくさん挙げていただけたので、レポートが書きやすくなりました。『図書館サービス概論』にも書ける内容です。
個室に通されてかしこまった感じに最初は緊張していましたが、図書館員の方がなごやかな雰囲気で、話もゆっくりわかりやすく、内容に集中して取材することができました。
電話では15分ほどと言いましたが、気がつくと30分を過ぎていて、お礼を言って退席しました。
資料の入手
レポート留意事項に「有用と思われる資料の添付」とあるので、入り口付近に置かれている「利用案内」やデザインが印象的だった「開館カレンダー」をもらってきました。他にもインタビューしているときに、イベントで使ったという図書館の概要をまとめた資料をいただきました。これらは『図書館サービス概論』にも使えます。
あとは帰りに外観に特徴のある図書館だったので、外観写真を1枚撮って添付しました。
おわりに
インタビューなんてしたことない&緊張する…だから当日はきっと自分は力が出せない。という理由から、自分がやれるところ=準備に力を入れる作戦に切り替えてうまくいきました。
『図書館概論』は初めの方で取りかかる科目なので、準備していってもインタビュー時に詳しくわからない用語も出てきます。後々勉強しながら、あれはそういう意味か…といくつか思いました。
専門的な用語はまだ分からないことがいっぱいでしたが、その図書館利用者としては詳しくなってインタビューしました。その甲斐あってか、図書館員の方は質問に対してとても丁寧に詳しく話をしてくれました。。
図書館は「知りたい」という人に優しい場所です。緊張しますが乗り切ってください!
フレーフレー!