どうも、るうらです。
大学であまりレポートを書いたことがなかったし、専門家などではありませんが、途中からコツをつかみ、ほぼ全科目一度の提出で合格することができました!『図書館制度・経営論』のみ設題の意味を取り違えていて再提出となりました。。
最初の2、3科目はわからないことだらけで、手探りで書いていたのでとても時間がかかりました。これからレポートを提出しなければならない方たちのお役に立てればうれしいです。
苦手でも一度で合格できたレポート作成手順
理想は…
- テキスト・参考文献を読んで内容を理解する。
- それをもとに設題について自分の言葉で答えとなる文章を書く。
という手順かと思ったのですが、自分にはハードルが高かったのでこんな感じに工夫しました。↓
- レポートの設題を頭に入れる。
- テキスト・参考文献を読みながら、設題に関係ありそうなところに付箋などで印をつけておく。
- 2で印をつけた部分を参考に、文章をつなげたり内容をまとめるなどしてテキスト丸写しにならないようにレポートにしていく。
- レポートの最後に「おわりに」という項目をつくったり、3の文章につけ加える形で自分の意見や希望などを足す。
テキストを読むよりも前に、このレポートで何について書けばよいのかを先に知っておくことが大切だと思います。
設題に知らない用語が並んでいても、とりあえず読んで日本語として理解しようとします。そうすると、これってどういうことだろう?と疑問を持ちながらテキストが読めるので、しっかりポイントをつかみやすいし内容が理解しやすくなります。
3で文章をつくっていくときには、自分の言葉をつかったり、わかりやすく要約するなどしてテキスト丸写しにならないように工夫して文章をつくります。
合格するレポートにするには、問いの答えとしてテキストなどの内容をまとめた上で、4のようにそれに対する意見やこれからこうあってほしいという希望など、自分で考えたことを加えることが重要と思います。
専門家のような難しい考察を書かなくても、自分の考えられる範囲の意見を自分の言葉で書くと合格できました!
あと、もし、私のように社会科が苦手な人は、、、国語でよくある説明文のテストだと思ってテキストを読み、設題に答える+自分の意見を加えるというイメージを持つと取り組みやすいかもです。
一度で合格できそうなレポートの構成
いくつかレポートを書いていくうちに、こうすればいいんだとわかってきた構成があるので書きます。
設題で問われていることが複数の場合
例えば『生涯学習概論』の場合、「ラングランの生涯教育的思想とリカレント教育の思想の社会的背景について考えてください。」という設題があり、書かなければならないことは「ラングランの生涯教育的思想について」と「リカレント教育の思想の社会的背景について」の2つです。
これらをそのまま項目にしてその後に「3、おわりに」と、まとめの項目をつくりそこに自分の意見を加えます。
図にするとこんな感じの構成。↓
設題で問われていることがひとつの場合も複数項目をつくる
例えば『図書館情報技術論』の設題は「自身の考える新図書館構想について論じなさい。…(略)」です。
聞かれていることの範囲が広くてどこから手をつけてよいか…ハードル高いですよね。
私の場合は、新図書館構想について考える前に「図書館の現状はどうなのか」という項目をつくり問題点を挙げました。そのあとに「将来の図書館はどうあるべきか」という項目をつくり、最後に「おわりに」としてまとめました。
こんな構成です。↓
問われていることがひとつであっても考えを整理しやすい項目を自分でつくり、分けるとレポートが書きやすくなります。
レポートが進まないときはこんな書き方をどうぞ
なによりもレポート画面が白紙…というのがとっても気が重くないですか?
もう先に1、〜2、〜と項目のタイトルを書いておきましょう!そしてそこを埋めることを目指します。
これで白紙ではなくなりました。ほっ。。
あぁ、ここに「〜について」書けばいいんだな、と頭の中も整理されます。
あとはそこにそのタイトルについての記述を書けそうな部分、思いついたところから箇条書きにでもなんでもいいから書いていきます。それをカットしたり内容を膨らませたり順序を変えたりしながら文章にして、最後に整頓する感じです。
画面が白紙だと完成まで遠く、どうにもならない気がしますが、いろんな文章のパーツがあると、後はそれをどうにか組み立てればいいだけだ!と勇気がわきます。
クレド(近大のレポート提出するサイト)ではコピペができないので、文章の順序を変えたり、整頓がやりにくいです。だから下書き用にワードを使い、それが完成してからプリントし誤字脱字がないかチェック、その用紙を見ながらクレドに打ち込むという流れで提出しました。
レポートの書き方ルールまとめ
最後に、近大のレポートの書き方の注意に載っているものや、添削時に指摘された点をまとめてみました。
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数字の表記は大きな見出し順にⅠ.Ⅱ.Ⅲ.…、1.2.3.…、(1)(2)(3)…、(a)(b)(c)…、
- 「〜です。」ではなく、〜である。〜と考えられる。とする。
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冒頭、改行後は1字下げる。
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指定が2000字なら1900字~2100字内におさめる。
ワードなどで文字カウント機能をつかっておおよその文字数にしておく→クレドのレポート提出画面の文字数が正式となるので調整が必要。(参考文献の記述はカウントされない) - 参考文献の書き方の例
注1 図書館利用教育委員会『情報リテラシー教育の実践』日本図書館協会,2010年 - 参考にしたサイトの書き方の例
注2 図書館利用教育委員会『図書館利用教育ガイドライン-学校図書館(高等学校)版-』 日本図書館協会(https://jla.or.jp/portals/0/html/cue/gl-s.pdf)0000年0月00日閲覧 - 引用するときの書き方の例
レポート内は「引用した文章」[注1]とする。注1 図書館利用教育委員会『情報リテラシー教育の実践』日本図書館協会,2010年 p64
私は、参考文献の出版年度が抜けており添削で指摘されました。。でもレポートは合格でした。少しの間違いは大目にみてくれるかもです。
レポートぜひ一度で合格できるよう頑張ってください!
フレーフレー!
『図書館概論』のレポートに必要な図書館インタビューについての記事はこちら↓